ついにやってきました。2016年度の花粉症の季節・・対策として言われるやり方の一つであるマスク2枚を”二重”につけるというもの。一見効果がありそうですがこれだけでは残念ながら効果無し…ある一手間を加えることが重要だったのです!
そもそも効果無しであまり意味のない「マスク2枚の”二重重ね”」
マスク2枚を”二重”に付ける際、私たちがよく購入する種類は”不織布マスク”といいますが、実はこれは非常に目が粗いのです。花粉の大きさではいともたやすくすり抜けてしまい鼻の粘膜を直撃!鼻水ダラダラになってしまいます‥
つまり、花粉症対策としては、ほぼほぼ効果無しなのです…
不織布マスクの主な効果としては
飛まつ感染の防止:(くしゃみや咳からの病原菌拡散を防ぐ)
自らの粘膜の乾燥防止:(自分の息に含まれる水分で加湿)
というものがあります。
なので、やはり対策にはなっていないということ・・もともと効果無しのものを何枚も増やしたって、見事にすり抜けられてしまうわけです。
ただ、「2枚の二重重ね」にある一手間を加えることで劇的な花粉症対策グッズへと変貌を遂げるのです!健康コーナーにも定評のある”世界一受けたい授業”でも公開されたそのやり方。一体どのようなものなのでしょうか?詳細を見ていきましょう。
世界一受けたい授業で公開!最新の花粉症対策
その方法とは、「マスク2枚の二重重ね」に「ウェットティッシュ」を追加するというもの!
ウエットティッシュは、1枚目と2枚目の「間」に挟みます。これによって、まず1枚目を花粉が通過しますが、次のマスクに行き当たる前にウェットティッシュが全て吸着してくれるのです!
ただ、この方法を使うに辺り、気をつけておきたいポイントは2つあります。
■注意点1:隙間
市販のものでは「顎」と「鼻」の間に僅かな隙間ができてしまいます。この隙間があることで取りこぼした花粉が入ってきてしまうので、できる限りこれを埋めます。可能な方は、いろいろな種類を試し、自分にピッタリ合ったものを見つけてください!
■注意点2:ウェットティッシュの乾燥
かなり効果的であるウェットティッシュですが、大量に吸着する分乾燥してしまえばそこから飛散してしまう可能性が出てきます。ですので、外出時は携帯用のウェットティッシュを持参し、出先で何度も取り替えられるよう準備しておきましょう。
世界一受けたい授業でも特集された花粉症対策は以上になります!
普段から良いとされている?この方法が意味のないということに驚かれた方も多いのではないでしょうか?この季節になると街中でも「二重重ね」のスタイルを見かけるため、なんの疑問もなくやってしまいがち。でも、改めて掘り下げてみるとそれほど意味のない方法ももっと出てきそうですよね・・
2016年はしっかり理論に裏付けされたやり方を用いて、確実に花粉症を乗り越えていきましょう!